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2月, 2014の投稿を表示しています

【FRAGRANCE27】GUERLAIN SHALIMAR

ゲラン シャリマー 1925年 ネ(調香) Jacques Guerlain 古い話ばっかりしてるけど・・・この香水は私が初めて「パフューム濃度のこいやつ」ほしいと思って焦がれて焦がれて買ったもの。たしかフランスの香水ブティックで。まあ、私なんかチンチクリンな大学生がいったところでまともに相手なんかしてくれない。それでも、ゲランを買うのは絞っていて、あとは香りをみてからと・・・そして香りとボトルに惚れて買ったもの。 これは私の引っ越し人生にずっとついてきてくれている。 (久しくみかけなくて、この記事を書くためにひっぱりだしてきた。久しぶりー! ってつい言いたくなった!) 小娘にははっきりいって使いこなせない。背伸びしたかっただけなんだ。(さて現在。とっくに使いこなしてもいいような年齢になっていますが、このエレガンスに完全に負けてしまう私です) ゲランオープニング。甘目のかんきつや、最初からバニラのような甘いさを感じる。 天然香料が多そうな感じ。

パルファムやらトワレやら

なぜに香水にはパルファムやらトワレやらの濃度の違うものはてはボディーローションやらパウダーやらも存在するのか考えてみた。 濃度は高いけど、ボトルも小さく、中身も小さく、どうもコスパが悪そうにみえるのがパルファム。 比して、トワレはボトルも大きいく値段も安い。 しかし、同じシリーズでも、トワレやらなにやら濃度が違うものがまったく同じ香りなのかというと、実はそうでもない。一見同じな感じがしてもやはり違う。不思議なんだけど、濃度が違うと香りかたが違ってくる。 いま、夜間飛行の香りが手首の上ですごく甘いとろりとしたバニラのような香りに代わっている。このベースノートの部分が、濃度の違いで大いにでてくる。 ものの本には、何パーセントで作っているのがパフュームで、その次が何パーセントで何々で・・・と説明があるけど、この香料のパーセントについては厳密な規則はないので目安でしかない。 なので、トワレでも濃度の濃いのもあるし、薄いのもある。 ようはバランスなのだけど、薄めたことで再現できなくなった香りもあるだろう。香料がどういうふうに変化するかは「やってみないとわからない」ので、この辺はどんどん試すしかないなーと思う。 濃度が違うものがいろいろ存在するのは、その人の好みや使い方がいろいろだから、香水のほうが人の生活に合わせてくれているのだと思う。

【FRAGRANCE26】GUERLAIN Chant d'arômes

Extrait atomiseur Chant d'arômes なんてかわいいアトマイザーなのかしら! (かわいいけど、プリントされているだけなのですごい高級感があるわけではない) 1962年 ネ(調香)Jean-Paul Guerlain プラム、ガーデニア、アルデハイドのトップノート。 ジャスミン、ローズ、ミュゲ、オリス、イランイランのミドルノート。 ベチバー、サンダル、シダー、バニラ、アンバー、シベット、ムスクのベースノート。全体としての香りはアルデハイドを使ったホワイト・グリーンフローラル。

【FRAGRANCE25】GUERLAIN Vol de Nuit

1933年 ネ(調香) Jacques Guerlain ああ・・・これはゲランだよね・・・というオープニング。ゲラン以外なにものでもない。 夜間飛行と日本語で訳されている。暗い闇を飛行機にのって移動するような感じ。(小説では、郵便配達をする飛行機のことだった) 星の王子さまを書いたサンテグジュペリの小説。夜間飛行。 チクチクって針がささるようなひっかき傷ができる小説。 14番目 にオードトワレの夜間飛行を書いている。 これはパルファン。本当にボトルがかわいらしい。

【FRAGRANCE24】Diorissimo Christian Dior

ディオール ディオリッシモ 香水に興味を持ち始めたころに買い求めたもの。 ミュゲの香りは若々しさを感じて、ベースノートのベンジル系の香りも新鮮に思って好きな香水の一つだった。 ベルガモットなど明るいオープニングのあと、ホワイトフラワーズ。。。清楚で華やかな香りのブーケ。ミュゲ、ライラック、ジャスミン、イランイラン・・・ 私が初めて・・・本当に初めて自分のお小遣いでかった香水は、そこらへんのファンシーショップで売っていた700円くらいの小さいおもちゃのようなものだった。小学校のころだった。 このディオリッシモをその700円と一緒にしたら本当に申し訳ないけどでも、なんとなく、系統が似ているもので、この香りは、はじめてディオリッシモを手にした時からぐっと遡って小6の自分に出会うことができる香りなのだ。 1956年 ネ(調香) Edmond Roudnitska   

ロジェガレのこと

ロジェガレはいくつか持っていて、とりあえずblogには2種類 これ  と  これ を書いてみた。 いろいろと、買収やらなにやらがあって、古いものは廃盤になったりしていてどうもわかりにくい。 ふと思ったのは、日本で原型をもうとどめていない銀行・・・たとえばりそな銀行って前なんだったけ? とかそういう話を思った。 ほかにもそういうのはたくさんあるだろう。 引越しのたびに、古い香水は捨てようと何度も何度も思ったけど、思う割に段ボールにつめて次の場所に移動してしまってきた。捨てなくてよかったと思うし、いったいこれを今後どうするつもりなのか? というのもある。でもいろいろこれをきっかけに香りのことを知ろうとする動機づけになるのでそれはそれでよしとしよう。(いまは、クーデンホーフ光子の本をせっせと読んでいる)

【FRAGRANCE23】ROGER & GALLET 

ロジェガレ。ROGER & GALLET これも古い。20年くらい前気にいっていたもの。はて。このロジェガレは何シリーズなんだろう。 ロジェガレオーデトワレとしか表記されていない。 (イブサンローラン・パルファンが輸入しているので私は国内のどこかで買ったのだろう) グリーン系統のトップノートが過ぎ去ったあと、ピーチの甘さを感じる。

【FRAGRANCE22】Gabriela sabatini Gabriela sabatini

Gabriela sabatini 1989年 ネ(調香師)Harry Fremont とても懐かしい。大学生のころ入手して、気に入って使っていた。 かんきつ系のトップノートから甘いヴァニラやアンバーの香り。 ドイツ製 私は、フヤフヤしているより、軸ががちっとしている方が安定感があってすきで、これはワインの好みにも同じことがいえるかも。 *** 30分くらいたって・・・甘い。甘い香りが残っている。

一月の香りの花

1月に感じる香り 水仙 寒い中元気に咲いている。冷たいキンとした空気のなかで嗅ぐと素晴らしい。 蝋梅 近所で蝋梅を植えているおうちがあると本当にうれしい。夜、その近くを通ると花に入ってくる美しい香り。 wikiより

【FRAGRANCE21】NINA RICCI Capricci

早くも、今年やるぞと決めたことが倒れかけているのでここで持ち直したい。(やれコドモの病気だ、やれ雪だのせいにしてはならない) 1960年  ネ(調香師) Francis Fabron  やさしい花のブーケ。リリーオヴザヴァレーやナルシサスのパウダーな感じ。絵のようにローズも。これはパルファンなんだけど、そんなに強くない。

【FRAGRANCE20】CARON infini

CARON infini perfume Ernest Daltroff 調香 なんと1921年。 1921年がどんな年かというと。 シャネルNO5が発売された年。 Gerard Lefortisによって、1970年にリニューアルされている。 (もちろんここにあるのはリニューアルされたあとのモデル) 香りはクラシック。(当然ですが) アルデハイドのきいたフローラルノート。 香りが束になってやってくる。 いつもこのblogを書くときは、ムエット+手首でチェックしている。 手にとると、どんどん香りが温められて、ラストノートはパウダー+ベチバーそしてお花。 書き終わる頃に、ラストがでてきた。 暖かくほんわりやわらかな香り。 (やわらかいけど、弱い香りではなく、しっかり重たい香り。 サンダル、アンバー、などのコンビネーションで)