シャネル・・・どれだけの女性の夢を運んだ小箱か。香りが好きとか嫌いとか関係なく、もうシャネルの五番といえば、伝説の香りだし、知らない人はいないくらい有名。 この強いアルデハイディックな香りは「PTAのお化粧のにおい」として、こどもにはあんまり好かれないかも。でも、こうして改めて、ムエットにとってみたり、自分の手首にちょっとだけつけてみると、シャネルとボーさんのコンビは本当にすごいなと思う。 時代も手伝って、この香水は売れに売れて(戦争のとき、香料を確保するのが大変だったらしい)フランスから世界中に渡った。 この香水には、あまりにも様々なストーリーがありすぎる。 調香はエルネストボー。 Ernest Beaux (1881-1961) 1921年の作品。 アルデハイド、ローズにジャスミン、イランイラン、パウダーリー(たぶん、オリスルートなど)。 フローラルアルデハイド。