スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

【FRAGRANCE19】Sunflowers ELIZABETH ARDEN

1993年。アメリカ続きということで。エリザベスアーデン サンフラワー。 ひたすら明るく、元気で、パッケージもとてもかわいらしい。 (うすら汚れていてすみません) あ、18ドルでどこかのDFSで買ったんだ・・・たぶん・・・ David Apelさんの作品。サンフラワーのもつイメージそのもの。 トップはメロン、レモン、マンダリンなど。途中からオスマンサス(きんもくせい)ネロリ、など温かみのある花たち。ラストはアンバー、オークモスなど。 とにかく、すごくイメージが成功していると思う。私がもっているのはオードトワレ。でも、結構パンチがある。梅雨明けからが楽しみになるような香り。 ところで私、この香水のblogは自分の勉強のために月曜に1つずつ更新しようと思って始めたのだけどやりはじめたら面白くて月曜どころかしょっちゅうやってる。

【FRAGRANCE18】Lauren Palph Lauren

1978年 Lauren ラルフローレンの初めての女性用フレグランス。 私の個人的思いでとしては、カボティーヌとこのローレンを友達とトレードしたこと。 友達はカボティーヌがよいといい、私はローレンがよいといい、取引成立。 もうかれこれ20年も近く前の話。 なので、このローレン、相当古い。 このもさっとしたグリーンノートが、変わっている! 面白い! って当時の私に響いたのです。 いまこの香水(多少香りは変わっているだろうけど)を紐解くと・・・ グリーン、ライラック、カーネーション、パイン、クラリセージ、シクラメン・・・そうか。パイナップルが不思議なノートを作っているのか・・・カーネーションが醸し出す、スパイスな感じ。 皮膚につけると、フローラルブーケ。最初は甘くはない。バイオレット、ライラックがパウダーノートとグリーンノートを盛り上げている。だんだん時間がたつと甘さがでてくる。パイナップル?ノート。 いままでずっとフランスの古典香水みたいなのばかりを記事にしたから、このアメリカーンな感じのタッチが新しい。(新しいたって、古い香水だけど)

【24節季の香り】大寒

大寒 七十二候 初候 款冬華(ふきのはな さく) : 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す(日本) 鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす) : 鶏が卵を産み始める(中国) 次候 水沢腹堅(さわみず こおりつめる) : 沢に氷が厚く張りつめる(日本) 鷙鳥厲疾(しちょう れいしつす) : 鷲・鷹などが空高く速く飛び始める(中国)厲は{勵-力} 末候    鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく) : 鶏が卵を産み始める(日本) 水沢腹堅(すいたく あつく かたし) : 沢に氷が厚く張りつめる(中国) 確かに、外の水溜りは凍るし霜柱もにょきにょきでています。 でも、桜の木のつぼみはうっすら出てきているし、木の芽が準備しているのが見えてきている。 春が待ち遠しいな。 花梨をいただいたので、花梨の種をつかった化粧水をつくってみましょう。 このオリーブの木のまないた、使いまくっているので傷だらけですね・・・ 種を取り出したら、お酒につけます。 ホワイトリカー。 そうするととろーりとろりとしてきます。 とろーりを適量と、ハイドロ(お好みで・・・たとえば柚子なんてどうでしょう?)を加えてローションにします。

【FRAGRANCE17】CHANEL No5

シャネル・・・どれだけの女性の夢を運んだ小箱か。香りが好きとか嫌いとか関係なく、もうシャネルの五番といえば、伝説の香りだし、知らない人はいないくらい有名。 この強いアルデハイディックな香りは「PTAのお化粧のにおい」として、こどもにはあんまり好かれないかも。でも、こうして改めて、ムエットにとってみたり、自分の手首にちょっとだけつけてみると、シャネルとボーさんのコンビは本当にすごいなと思う。 時代も手伝って、この香水は売れに売れて(戦争のとき、香料を確保するのが大変だったらしい)フランスから世界中に渡った。 この香水には、あまりにも様々なストーリーがありすぎる。 調香はエルネストボー。 Ernest Beaux (1881-1961) 1921年の作品。 アルデハイド、ローズにジャスミン、イランイラン、パウダーリー(たぶん、オリスルートなど)。 フローラルアルデハイド。

【FRAGRANCE16】HERMES Caleche

あたりまえのことなのだが、香水は紙で香りをみるのと、皮膚にのせるのではずいぶん印象がちがう。皮膚は人の温かさがあるので、香りが揮発してラストノートがでてくるのが紙よりずっと早い。 エルメス カレーシュ Guy Robert in 1961 なんとも不思議な印象をもつ香り。トップはかんきつ系からアルデハイディック、エレミのような樹脂の香りで出迎えられる。それが長く続く。 調和のとれた花々の香り。ラストはバルサム(樹脂)、サンダルウッド、アンバー、ムスク。

【FRAGRANCE15】courreges homme eau de toilette

クレージュオム オードトワレ 400ml 1977年 CHYPRE CONIFEROUS まー。なんといいますか・・・ずっしりとしています。(見た目です) 分量からして、そして香りからして、シャワー後にパッシャパッシャとつかうイメージです。 ちょっとしたホテルに泊まったらこういうのがアメニティーでありそうです。 オレンジ、ベルガモットかんきつトップ アルデハイディック フローラル ラブダナム+モッシー 全体的に透明感があり、きれいな香り

【FRAGRANCE11】COCO CHANEL

Jacques Polge 調香 1984年発売シャネル COCOっていったらシャネルでしょ! と思いきや、Google先生としてはどうしてもカレーの カレーハウス CoCo 壱番屋 といいはる。仕方ない・・・    私の好きなSoir de Parisと同じ調香師さん。 やっぱり香りの系統がどことなく似てる。 そしてシャネルのボトル、やっぱり素敵です。無駄がなく、シンプル。 私がもっているのは7ml すごく小さいパルファン。 Vanessa Paradisの鳥かごにはいったCMは有名  メイキングがあったので。大変な撮影だったのね。 香りは重たく、スパイシーノート。 コリアンダー、ネロリ、ざくろ花、ピーチ、マンダリンオレンジ ローズ、ジャスミン ミモザ、クローブ、ネロリ、クローバー ラブダナム、アンバー、サンダルウッド、バニラ トンカビーン、オポポナクス、シベット 個人的にはざくろ花にすごく興味のあるところ。 ざくろの花の香りをあんまりきちんと認識したことがないため・・・